top of page

日本文

「カントの旅」に参加して

元吉 瑞枝

―生きた歴史の体験―

「なぜ、どういうきっかけで、この旅に参加したのですか」と、私は、旅行中、何人か の同行者から尋ねられた。総勢40名の参加者のなかで、日本人は私一人であり、日本か らケーニヒスベルクへの道はあまりに遠いことを思えば、もっともな疑問である。彼らに とって、ケーニヒスベルクや東プロイセンと日本とのつながりがあまりに唐突にみえたの
であろう。

2013カント・デー・イン・ケーニヒスベルク/カリーニングラード」レポート

中村博雄

幸運にも、今年、初めてカリーニングラードの「カント・デー(Kant-Tage)」に参加する機会を得た。「カント・デー」は、「カント&ケーニヒスベルク友の会(Freunde Kants und Königsberg e. V.)」が、毎年、4月22日のカントの誕生日に合わせて、カント縁の地ケーニヒスベルク(現カリーニングラード)で開催している催しである。...

Please reload

bottom of page